「最近、毛穴の開きが気になる…」


「毛穴の開きって、どうやって改善できるんだろう?」


「毛穴ケアにおすすめのクレンジングが知りたい」


このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。


毛穴の開きが目立つと、肌荒れや疲れた印象を与えてしまいがちで、年齢を感じさせる原因にもなってしまいます。






本記事では、毛穴の開きが気になる方向けに

・毛穴の仕組み

・毛穴の開きが目立ってしまう原因とは?

・毛穴開きをケアする方法

・肌質タイプ別!おすすめ毛穴開きケア用クレンジング

・毛穴の開きが促進!?やってはいけないNG毛穴ケア

などを解説します。


毛穴の開きが気になる方、改善方法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

毛穴の仕組み


皆さんは、毛穴がどのような仕組みをしているかをご存じでしょうか。


毛穴は皮膚にある小さな開口部で、皮脂腺や汗腺とつながっています。


毛穴の主な役割は、皮脂を分泌して肌の保湿や保護を行うことです。


皮脂は皮膚の表面に薄い膜を作り、外部の刺激や乾燥から守ります。


また、毛穴からは体温調節のために汗も分泌されます。


しかし、皮脂や古い角質が詰まってくると毛穴が広がり、黒ずみやニキビの原因になることがあります。


毛穴は特にTゾーン(額や鼻)で目立ちやすく、適切なケアが必要です。

毛穴の開きが目立ってしまう原因とは?


ここでは、毛穴の開きが目立ってしまう原因について解説します。


具体的には以下の通りです。


・お肌のハリの減少

・皮脂の過剰分泌

・汚れの洗い残し

・加齢


それぞれを詳しく見ていきましょう。

お肌のハリの減少

毛穴の開きのトラブルは、主にお肌のハリや弾力の低下によって引き起こされます


肌のハリと弾力を支える主要な要素は、真皮内のコラーゲンとエラスチンという二つの重要なタンパク質です。


若い肌ではこれらのタンパク質が豊富に存在し、肌をしっかりと支え、滑らかで引き締まった状態を維持しています。


しかし、加齢や紫外線の影響、不適切なスキンケア、不健康な生活習慣などにより、これらのタンパク質の生産が減少し、既存のタンパク質が劣化し、引き締まった状態を維持できなくなっていきます。


真皮内のコラーゲンとエラスチンの減少や損傷は、肌の弾力性とハリを失わせ、その結果、肌表面の細かな構造、特に毛穴の周囲の組織が緩んでしまう要因です。


肌が引き締まる力を失うと、毛穴が開いた状態になり、目立つようになります。

皮脂の過剰分泌

皮脂の過剰な分泌が起こることで、毛穴が丸い形に開いて目立ってしまうことがあります。


皮脂腺から分泌される皮脂は本来、肌を潤し、外部の刺激から保護する役割を担っています。


しかし、脂が過剰に分泌されると、毛穴内に皮脂が溜まり、毛穴を押し広げる形で肌表面に現れることがあります。


特に、Tゾーンと呼ばれる額、鼻、あごなどの皮脂分泌が活発な部位では、この問題が顕著に現れやすいです。


この皮脂の過剰な分泌は、ストレスなどにより男性ホルモンの分泌が増加すると、皮脂腺のはたらきが活発になり、皮脂分泌が盛んになることが要因として挙げられます。


また、皮膚温が上昇することでも皮脂分泌が活発になります。


皮脂の出口となる毛穴に汚れがたまって角栓が生じたり、紫外線などによる皮脂の酸化で黒ずみができたりしてしまうことも、毛穴を目立たせる要因になるのです。

汚れの洗い残し

メイク汚れなどの洗い残しは、毛穴トラブルの一因となります。


特にファンデーションやコンシーラーなどの油分を多く含むメイク製品は、洗顔で完全に落としきれない場合があります。


これらのメイク汚れが毛穴内に残ると、いくつかの問題を引き起こします。


まず、毛穴内に残ったメイク汚れは、皮脂と混ざり合い、硬いプラグ状の物質を形成します。


この硬いプラグが毛穴の出口を塞ぎ、毛穴詰まりの直接的な原因になります。


毛穴が詰まると、その内部で皮脂が溜まり続け、毛穴の壁に圧力をかけて徐々に拡張させてしまうのです。


この過程で、毛穴は元のサイズよりも大きくなり、開き毛穴として目立つようになります。

毛穴開きをケアする方法


それでは毛穴の開きをケアする方法として、どんなものがあるのでしょうか?


毛穴の開きをケアする方法はいくつかありますが、以下のような方法があります。


・正しい洗顔を行う

・保湿する

・角質ケアを定期的に行う

・毛穴引き締め効果のある化粧品を使用

・紫外線対策をする

・健康的な生活習慣を心がける


それぞれを詳しく見ていきましょう。

正しい洗顔を行う

毛穴の開きは、皮脂や汚れの詰まりが原因で起こることが多いため、毎日の洗顔(=クレンジング)が基本です。


ぬるま湯を使い、優しく泡立てた洗顔料で肌を洗うことで、汚れや余分な皮脂を取り除きます。


過度な洗顔や熱いお湯は皮脂を取りすぎ、逆に皮脂の過剰分泌を引き起こすことがあるので注意しましょう。

保湿する

毛穴の開きは乾燥が原因になることもあります。


洗顔後は、保湿成分を含んだ化粧水や乳液を使って、肌にしっかり水分を補給しましょう。


セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が入っているスキンケア剤が効果的です。


保湿によって肌の水分バランスが整い、毛穴の開きが目立ちにくくなります。

角質ケアを行う

古い角質が毛穴に詰まることで、毛穴が開いて見えることがあります。


定期的に角質ケア(ピーリング)を行い、肌のターンオーバーを促進することで、毛穴の詰まりを防ぎ、肌をなめらかに保つことが可能です。


ただし、頻繁に行うと肌に負担がかかるため、週1〜2回程度にしておくといいでしょう。


そして、高性能の超音波美容器を定期的に使用されますと、毛穴のお掃除など、角質ケアができ、お肌への負担もほとんどありませんので、とてもおすすめです。

毛穴引き締め効果のある化粧品を使用

収れん化粧水やラテラシアン初心(ういごころ)などビタミンC誘導体が含まれる美容液は、毛穴を引き締める効果が期待できます。


これらの成分は肌のハリを高め、毛穴の目立ちを抑えるのに役立つでしょう。

紫外線対策をする

紫外線によるダメージは、肌の弾力を低下させ、毛穴の開きが目立つ原因になります。


外出時にはラテラシアン露衣α(つゆごろも)など、日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘などで肌を保護するようにしましょう。

健康的な生活習慣を心がける

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動も肌の状態に大きな影響を与えます。


特にビタミンCやコラーゲンを含む食品は、肌のハリを保ち、毛穴の開きを防ぐ効果があるので積極的に摂取しましょう。

肌質タイプ別!おすすめ毛穴開きケア用クレンジング


クレンジングは、特に毛穴の黒ずみの除去に効果的です。


黒ずみは角栓が酸化することで起こります。


クレンジング剤には毛穴開きの原因である脂の汚れを落とす効果があるので、毛穴汚れを浮かせて洗い流すことが可能です。


自分の肌に合ったアイテムを毎日使えば、少しずつ毛穴開きの改善につながっていくでしょう。


ここでは、肌質タイプ別におすすめの毛穴開きケア用クレンジング剤を紹介します。

ジェルクレンジング


ラテラシアンゲルクレンジングなど、ジェルタイプのクレンジングは、商品によって成分に大きな違いがありますが、肌に優しく、軽い使用感が特徴です。


適度な洗浄力でメイクや皮脂をしっかり落としながら、ベタつきが少なく、さっぱりとした仕上がりが好まれる点も大きな魅力です。


ジェルタイプのクレンジングは水性(オイルフリー)タイプとオイル配合の油性タイプでは性質がまったく異なるので、「ジェル」という名前だけに捉われず、しっかり成分の特性を見極める必要があります。


●ラテラシアンゲルクレンジングなど、油性タイプのジェルクレンジング


しっかりメイクが好きで、なおかつ脂性肌の人におすすめです。


ただし、メイク落ちがいいものほど肌への負担は強くなるので、自分にとってちょうどいいバランスのものを見つけましょう。


●水性タイプのジェルクレンジング


低刺激なので、敏感肌や薄化粧の人におすすめです。


オイルを含まず、油分によってマツエクが取れたり傷んだりしにくいので、マツエクユーザーからも人気があります。


ただし低刺激な分、洗浄力は弱いです。


自分の普段のメイクや肌質などに合わせて、よりよいものを選びましょう。

オイルクレンジング

オイルクレンジングは、メイクや汚れを油で浮かせて落とすタイプのクレンジングで、メイクや皮脂汚れをしっかりと落とす高い洗浄力が特徴です。


このタイプのクレンジングは乾燥しにくく、滑らかな使用感があります。


ただし、油分が残らないようにしっかり洗い流すことや、肌タイプに合わせた使用が重要です。


毛穴の開きの主な原因は、肌のうるおいが不足することで肌のバリア機能が低下し、皮脂を過剰に分泌してしまうことにあります。


洗浄力の強いオイルクレンジングを使い続けると負のスパイラルに陥りやすくなってしまうので、毛穴対策にはあまりおすすめできません。


特に濃いメイクや毛穴の汚れに悩む人には効果的な選択ですが、脂性肌の人には注意が必要です。

ミルククレンジング

ミルククレンジングは、乾燥肌や敏感肌の方に特に向いており、優しい洗浄力と保湿効果が特徴です。


軽いメイクや日常の汚れをマイルドに落としつつ、クレンジング後も肌をしっとり保ちます。


他のクレンジング剤と比べて洗浄力は弱めですが、落としやすいパウダーファンデーションやお湯で落とせるマスカラなどを使っている人や、薄いメイクの人なら洗い流し用のミルククレンジングで十分メイクを落とせるでしょう。


ただし、濃いメイクや脂性肌の方には洗浄力が物足りなく感じることもあるため、メイクの濃さや肌質に応じて使い分けることが大切です。


また、肌にやさしいミルククレンジングといえども洗いすぎは肌への負担につながるため、適度な使用を心がけましょう。

バームクレンジング

バームタイプのクレンジングはここ数年で人気が高まり、口コミサイトなどでも高評価を集めています。


バームタイプのクレンジングは、固形状のバームが肌に乗せるとオイル状に変化するクレンジングです。


固形からオイルに変化する独特の使用感があり、高い洗浄力と保湿効果が特徴です。


バームタイプのクレンジングは、洗浄力が強いため、使いすぎると必要な皮脂まで奪い、乾燥の原因になりますので注意が必要です。


毛穴の汚れをしっかり落としつつ、クレンジング後も肌をしっとり保つため、乾燥肌や敏感肌の方、濃いメイクをする方に向いています。


乳化をきちんと行うことで、さっぱりした仕上がりも期待できるでしょう。

毛穴の開きが促進!?やってはいけないNG毛穴ケア


ここでは、毛穴の開きが促進してしまう、やってはいけないNG毛穴ケアについて紹介します。


具体的には以下の通りです。


・ごしごし洗う

・過剰なクレンジング

・角栓を押し出す


それぞれを詳しく見ていきましょう。

ごしごし洗う

毛穴の黒ずみをごしごし洗って取ろうとすると、必要な皮脂も落ちるうえに毛穴の周りの角層が乱れ、肌を守るバリア機能が低下して乾燥肌の原因になりかねません。


クレンジングをする時は、指の腹を使ってやさしく洗いましょう。

過剰なクレンジング

皮脂のベタつきが気になって1日に何度も洗顔すると、必要なうるおいまで奪われてしまうことになります。


肌のうるおいを守ろうとするはたらきから、皮脂分泌が過剰になることがあるので注意しましょう。

角栓を押し出す

無理やり指で角栓を押し出そうとすると、肌を傷めるだけでなく、さらに毛穴が目立ってしまうこともあります。


角栓は無理に押し出すのではなく、クレンジングでゆるめたり、角栓を除去する成分が含まれるジェルで除去しましょう。


超音波美容器は、角栓をやさしく除去してくれます。

まとめ


今回の記事では毛穴の開きが気になる方向けに


・毛穴の仕組み

・毛穴の開きが目立ってしまう原因とは?

・毛穴開きをケアする方法

・肌質タイプ別!おすすめ毛穴開きケア用クレンジング

・毛穴の開きが促進!?やってはいけないNG毛穴ケア


などを解説しました。


クレンジングを選ぶポイントは「洗浄力」の高さと、「肌への負担」がどれだけ少ないかです。


しっかり洗浄しているのに毛穴が開いているという人は、間違ったクレンジング方法や合わないクレンジング剤で肌に負担をかけてしまっている可能性があります。


ゴシゴシと力を入れて洗っていないか、肌に必要な水分や皮脂を奪うようなクレンジング剤を使っていないか一度チェックしましょう。


そして、「保湿力」も注目したいポイントです。


保湿力の高いクレンジング剤を使って肌を労わることで、肌の水分量があがることが期待できます。


水分量があがると毛穴が小さくなり、肌の乾燥を防いでさまざまな肌トラブルの予防にもなります。


ラテラシアンゲルクレンジングは、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、セラミド類などが含有されており、保湿力も重視した成分となっています。


今回の記事が、毛穴の開きに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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