「すっぴんのまま過ごした日はクレンジングは不要?」
「クレンジングは化粧してないときも必要?」
「クレンジングを化粧してないときにする場合に気を付けることは?」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
普段は化粧を落とすためにするクレンジングですが、実は化粧をしていないときも必要です。
本記事では、ノーメイクのクレンジングの必要性が気になる方向けに
・クレンジングは化粧してないときでも必要?
・クレンジングを化粧してないときにするメリット
・クレンジングを化粧してないときにする場合の気を付けたいポイント
・化粧してないときのクレンジング剤を選ぶポイント
などを解説します。
化粧をしていないときのクレンジングの必要性やメリットなど気になる方はぜひ最後までご覧ください。
クレンジングは化粧してないときでも必要?
ここでは、クレンジングは化粧してないときでも必要かどうかについて解説します。
結論から言うと、ノーメイクで1日化粧せずにいた日でも、クレンジングは美肌を保つために必要です。
その理由として、以下のことが挙げられます。
・日焼け止めなどの油性の汚れを取り除くため
・毛穴に詰まった汚れを取り除くため
美肌を維持することにおいて、クレンジングを疎かにしないようにしましょう。
クレンジングを化粧してないときにするメリット
ここでは、ノーメイクで1日化粧せずにいた日でもクレンジングすることによるメリットを解説します。
具体的には以下の通りです。
・皮脂などの汚れを除去できる
・毛穴ケアができる
・くすみケアにつながる
・シミ予防
・肌のトーンアップ
それぞれを詳しく見ていきましょう。
皮脂などの汚れを除去できる
クレンジングは、顔についている様々な汚れを落とすことができます。
顔に付着しやすい汚れとして挙げられるのは、主に日やけ止めや皮脂、整髪料などです。
皮脂が過剰に分泌されてしまうと、毛穴の詰まりを誘発させてしまう恐れがあります。
それを放置してしまうと皮脂が酸化し、黒く変色した後に黒ずみとなって毛穴を塞いでしまうこともあるのです。
さらに「日焼け止め」や「基礎化粧品」に含まれている油分が肌に残ったままだと、肌荒れの原因になります。
残った残留油分が肌の排出機能や分泌機能を妨げ、肌のターンオーバーが乱れる可能性もあるのです。
洗顔でも皮脂は落とせますが、毛穴まで入り込んでしまった皮脂を落とすことは難しいです。
肌荒れを防ぐためにも、クレンジングで皮脂や油性の汚れなどをしっかり落としましょう。
毛穴ケアができる
毛穴の目立ちの原因には、毛穴の開きや、毛穴の詰まりなどがあります。
毛穴の開きは 過剰な皮脂分泌により毛穴が押し広げられることにより生じ、毛穴の詰まりは過剰に分泌された皮脂や古い角質などが角栓となり詰まってしまうことで生じるのです。
適切な毛穴ケアを行うためには、クレンジングを通じて毛穴の目立ちの原因となる皮脂や古い角質を取り除くことが重要です。
これによって毛穴をきれいに保ち、健康な状態を維持することが期待できます。
くすみケアにつながる
化粧品に含まれる油分や皮脂などの汚れが酸化すると過酸化脂質になります。
過酸化脂質はメラニン色素の発生原因のため、放置しているとくすんだ老け見え肌になってしまうのです。
汚れが落とせていないと肌のターンオーバーの周期が乱れ、古い角質と一緒に排出されるはずのメラニンが残ったままとなり、それが蓄積され、くすみとなってしまうことがあります。
クレンジングでしっかりと汚れを落としていると、肌のターンオーバーの周期をサポートし、メラニン色素を含んだ古い角質が排出されることで、くすみ予防も期待できます。
シミ予防
シミは、皮膚にメラニン色素が蓄積されて、肌の色が部分的に濃くなってしまう現象です。
紫外線や摩擦などのダメージによって炎症が起こると、肌を守るためにメラニン色素が生み出されます。
このダメージが一時的なものであれば、肌のターンオーバーによってメラニン色素が排出されるため、シミにはなりません。
日焼けに気を使っているし、美白化粧品も使っているのにシミが気になるという方は、もしかしたらクレンジングが不足して「皮膚の油性汚れを落としきれていない」ことが原因になっている可能性が考えられます。
油性汚れが残っていると、その油が酸化して肌にダメージを与えてしまうのです。
そして先述の通り、肌にダメージが与えられると炎症から守ろうとしてメラニン色素が生成されます。
しかも、日々油分汚れが落とせていないと肌にダメージが積み重なり、肌のターンオーバーが乱れる原因にもなります。
その結果、メラニン色素の排出が遅くなってしまい、シミが発生しやすくなってしまうのです。
シミを予防するためにも、毎日きちんとクレンジングで油性汚れを落とすようにしましょう。
肌のトーンアップ
普段はすっぴんだから、化粧していないからといって洗顔料だけで洗っていると、どうしても蓄積していった油汚れが原因となって肌の色がくすんでしまいがちです。
しかし、クレンジングでしっかりと汚れを落とすことで、角栓や角質が消えて明るい透明感のある美しい肌になることができます。
また、クレンジングには保湿成分が含まれているものもあるので、乾燥を防ぐことも出来ます。
自分の肌にあったクレンジングを選択して、ワントーン明るい肌を目指していきましょう。
クレンジングを化粧してないときにする場合の気を付けたいポイント
ここでは、ノーメイクで1日化粧せずにいた日にクレンジングする場合の気を付けたいポイントを解説します。
具体的には以下の通りです。
・優しく洗う
・クレンジング剤の量をケチらない
・熱いお湯で流さない
・時間をかけすぎない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
優しく洗う
クレンジングをするときに、汚れ落ちが気になってゴシゴシと強くこすってしまう方がいます。
しかし摩擦は、肌にとって大きな負担になります。
クレンジングをするときは、指の腹で優しくクレンジング剤と汚れをなじませるだけで十分です。
シミや黒ずみが気になる方は、肌への摩擦ダメージが少ない「泡タイプ」のクレンジングがいいでしょう。
また、「クリームタイプ」は洗浄力が低いうえに肌への刺激も弱いため、ノーメイク時のクレンジングにおすすめです。
クレンジング剤の量をケチらない
クレンジングはクレンジング剤の使用量が少ないと、汚れがきれいに落ちなかったり摩擦が生じて肌トラブルの原因になってしまう場合があります。
クレンジング剤の使用量はケチらず、パッケージなどに記載されている適量を使用するようにしましょう。
熱いお湯で流さない
クレンジングの際は、ぬるま湯(30〜32度くらいがベスト)を手でかけるようにして洗い流しましょう。
熱いお湯は、肌が乾燥する原因になります。
時間をかけすぎない
洗う時間が短すぎると汚れがきれいに落ちないからといってクレンジングに時間をかけすぎてしまうと、肌への負担が大きくなってしまいます。
血流がよくなるからといってクレンジングマッサージを長時間おこなうこともおすすめできません。
クレンジング剤を肌につけている時間は30~40秒を目安にしましょう。
化粧してないときのクレンジング剤を選ぶポイント
ここでは、化粧してないときに使用するクレンジング剤を選ぶポイントについて解説します。
具体的には以下の通りです。
・洗浄力は弱めでOK
・日焼け止めを使用したときはオイルタイプを
それぞれを詳しく見ていきましょう。
洗浄力は弱めでOK
化粧してないときに使用するクレンジング剤を選ぶポイントの一つ目に、「クレンジング剤の洗浄力は弱めのものを選ぶ」という点が挙げられます。
化粧してないときのクレンジングは、メイクをしているときとは異なり、クレンジング剤の刺激が直接肌に及ぶため、肌にやさしいクレンジング剤を使いたいものです。
クレンジング剤には、洗浄力を重視したタイプ、肌に優しいタイプ、そして洗浄力と肌へのやさしさのバランスを重視したタイプなど、それぞれ特長があります。
一般的に、界面活性剤や油分の配合量が多いタイプは洗浄力に優れますが、肌への刺激は強めです。
肌への負担をなるべく抑えたい場合は、クレンジングミルクがおすすめです。
また、ほどよい洗浄力と保湿力を両立したいなら、クレンジングクリームがおすすめです。
日焼け止めを使用したときはオイルタイプを
化粧してないときでも日やけ止めを使用した場合は、オイルタイプのクレンジング剤がおすすめです。
日やけ止めに配合されたオイル成分が肌に残っていると、肌荒れの原因になってしまう可能性があります。
SPF値の低い日やけ止めであれば、洗浄力のやさしいクレンジングでも問題はありませんが、SPF値の高い日やけ止めを使った場合は、洗浄力の高いクレンジング剤やクレンジングオイルでしっかりと落としましょう。
まとめ
今回の記事では、ノーメイクのときのクレンジングの必要性が気になる方向けに
・クレンジングは化粧してないときでも必要?
・クレンジングを化粧してないときにするメリット
・クレンジングを化粧してないときにする場合の気を付けたいポイント
・化粧してないときのクレンジング剤を選ぶポイント
などを解説しました。
化粧してないときでも肌に汚れはたまりますので、ご自身の肌にあったクレンジング剤を選んで使用しましょう。
注意点として、メイクをしているときとは違って肌への摩擦がダイレクトに伝わります。
ノーメイクの日は摩擦を最低限に抑えて、優しくクレンジングするようにしましょう。
今回の記事が、ノーメイクのときのクレンジングの必要性が気になる方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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